生産環境の改善 improvement
OVERVIEW 概要
省エネ稼働のために
工場や生産ラインでは安全な稼働のほか、安全性や衛生面、またコスト削減も同時に考慮する必要があります。
長年培ってきた知見をもとに、生産環境改善のご相談も承ります。
- SOUND 異音
- 工場内でエアー漏れの音が聞こえている場合は、エアーが漏れているかもしれません。破損を改善し、コンプレッサーの消費電力を抑えることによって、CO2排出量の削減につながります。
- PAUSE 自動停止
- 休憩時間や金型交換中、プレスや付属機器のモーターが長い時間動いていることはありませんか?稼働する必要がないときはモーターが自動的に止まるような改善を推奨します。
- SLIP スリップ
- ベルトが滑ると動力伝達効率が落ちます。機械の駆動ベルトや、コンベアーのベルトからスリップする音がする場合は、ただちに直しましょう。1日に1回だとしても、1年換算すると大きな損失となってしまいます。
- MOTOR モーター
- 機械の駆動部や、モーターが著しく汚れていたり、フライホールが汚れていたりすると、起動時に無駄な電力を消費します。冷却ファンの通気口の汚れをキレイにすることで無駄な電力消費が抑制され、結果的にCO2排出量の削減にもつながります。
- OIL オイル管理
- 潤滑オイル、ミッションオイル、加工オイルのいどのオイルに汚れや変色、異臭などがないかをチェックしてください。加工オイルの汚れや劣化は、金型や刃物の寿命に影響するだけでなく、プレスなどの打ち抜き圧力にも大きな影響を与えるもの。オイルを変えただけで、今まで加工できなかった例も存在します。
- MAINTENANCE メンテナンス
- フリクションクラッチ、ブレーキ付きの機械は要注意です。クラッチ、ブレーキのメンテナンスは5年を目安に、分解点検をしてください。
- INVERTER インバータ
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既存のモーターからインバータモーターに変更する設備投資は、中長期的に利益をもたらすでしょう。例えば以下のような利点があります。
1. 高い駆動効率による消費電力が減少と電気量金の節約
2. 振動・発熱の減少によるCO2排出量の削減
3. ブラシレスのため、発火要因の危険性が低下